徒歩30分、改良済の土地の行方は

地価の基準値は半年ごとに年2回発表されます。1月1日現在の地価を示す公示地価と、7月1日現在の地価を示す基準地価で、9月19日、県の基準地価調査結果が発表されました。
美浜、舞浜などの住宅地は3~4%前年より下落という結果になっています。これを受けて下落続行中、というムードの報道が目立ちますが、猫実や富士見などは、若干上昇しています。

築30年は、一戸建て?土地?

先週、開発三社の記者会見で、日の出の新築一戸建ての価価格帯が7千万円台中心と発表されした。仮に総額7500万円、うち建物代が3500万円とすると、50坪の土地が4000万円、坪あたり80万円ということになります。改良済と駅からの距離、どちらにウエイトを置くかで、高い安いの感覚が変わって来るでしょう。利便性重視の方が多ければ、あそこで80万円なら、歩ける物件は100万円以上でも納得ということになり、地価の上昇要因になるでしょうし、対策済重視の方が多ければ、対策をとってない土地は下降要因になる可能性があります。この開発地の売れ行きは、浦安全体の地価に影響があると言えるでしょう。

都区部のマンションが 値上がり中

新浦安の不動産相場は、東京と密接に連動してきました。都区部が値上がりすると、予算が届かなくなったかたが、東京になるべく近くて環境の良い住宅を求めるためです。不動産経済研究所の調査によりますと、2013年前半期は、その前六ヶ月より一割価格が上昇しています。景気効果の面もありますが、円安などによる輸入資材の上昇や、復興工事で手が足りない、という上げざるを得ない理由もあります。当面この状況が続くとすれば、新浦安の地価の上昇も東京からタイムラグを経て起こることもあるでしょう。

住み替えは、タイミング次第で損も得もします。私たちすまいる情報は、そこをよく話し合って納得ずくで進めることを推進していますので、まずはご相談にいらして下さい。 

代表取締役社長 竹内健二