昭和年代建築の賃貸住宅の「選手交代」が加速

都内では地価持ち直し、景気回復の気配を受けて、賃貸住宅の建設が増加中という記事が出ました。賃貸と分譲は、相関関係があり、都心部で分譲価格の高騰が続くと、購入できない方たちが賃貸を求めます。浦安でも、過去、売買が活発に動いているときは、賃貸が低調、売買が低調のときは、賃貸が活発だった、という動きがありました。ここへきて、相場の流れとは別に、昭和年代に建てられた賃貸住宅が、設備の老朽化や間取りなどか今の入居希望者のニーズに合わなくなり、建て替えが増えてくる可能性があります。来年から増税になる相続税の対策からも、今後は賃貸住宅の建設が増えてくるでしょう。

賃貸住宅が少ない新浦安に、新たな人の動きの可能性が

投資的観点だけでなく、今の若い方のニーズに合った賃貸住宅の建て替えが進めば、購入にはまだ早い若夫婦やお勤めの独身者が増えてくる可能性があるでしょう。子育て世代の新浦安の評価は確立していますが、これから子育てする予備軍の若い方たちが、賃貸住宅の魅力で転入してくることも、浦安の将来の建て替えに好材料ではないかと思います。

代表取締役社長 竹内健二