2018年4月24日、当社が管理・運営する日本橋小伝馬町の小西ビル地階フリースペース「私の教室」にて、ベトナムと日本をつなぐ交流会「日本酒を楽しむ会」が開催されました。

 

 

会のご発案は、日頃より小西ビル地階を定期利用頂いている、東京情報大学の中尾先生からでした。

同大学の北風先生や、元教授の一言先生、範先生(現電気通信大学教授)のご縁による、ベトナムとの親交を一層深めようと、現地の先生方の来日に合わせて企画されました。

 

ベトナムの皆様にぜひ、日本ならではの物を味わって頂きたいとの思いで、ご協力下さったのが、2015年春に、ベトナム北部の視察に参加された、当社のシステム構築で長年のご縁となる、KCM社の宮川社長です。

知る人ぞ知る上野のセキヤ(関矢)酒店様より、他では入手困難なオリジナル酒を何種類もご用意頂き、味わう順番や酒器までこだわり、詳しい解説も賜りました。

 

会の趣旨にご賛同頂いた、東京情報大学と母体を同じくする東京農業大学の宮林先生、下嶋先生や、国際弁護士の牧山先生、ベンチャー起業家の手代木社長など、各界でご活躍の先生方が集まりました。

 

ベトナム国家大学(VNU)からは、ホーチミン市校(HCM)の中の経済法律大学(UEL)の学長であるユン先生、ラム先生はじめ、職員の先生方やお仲間方が多数参加されました。

VNU-HCMはベトナムに2校ある国家大学の一つです。

また、その中のUELは、元の経済学部を中心として大規模編成化され、現在に至るまで、ベトナムの国家経済発展を牽引する役割を担い続けています。

以前に日本の先生方がベトナムを訪れた際の様子が、写真や動画と共に紹介されました。

これまでに10回以上訪問しているとのことで、その度に現地の皆様に歓迎を受けていることから、今回はその恩返しもできれば、といったお話がありました。

 

ベトナムでは昨年、宮川社長と中尾先生が永年取り組んでいる経営戦略を学ぶ「マネジメントゲーム」の『簡略版』を、UELの講義で実施し、ベトナムの皆様に紹介したそうです。

本当は『完全版』のベトナムへの導入・普及を計画中とのことでしたが、構造の複雑さ等から、なかなか一筋縄ではいかないそうです。

会の中では、重厚なケースを開いて『完全版』のセットも披露され、簡略版との違いを一同興味深く学んでいました。

 

宴たけなわとなり、心地良い酔いと共に、様々な分野の専門用語や最新情報が飛び交う中、ベトナム語・英語・日本語を駆使して通訳を務められたのが、東京大学で日本語の研究をされた、都内在住のマイ先生です。

お疲れ様でした&ありがとうございました。

 

ベトナムの皆様は、翌日以降も研究機関や関西方面を回られる予定とのことでした。

過密日程のようでしたが、日本での初日が、この会によって良き思い出となりましたら、誠に幸いです。

 

最後に全員で写真撮影。向かって右側がベトナムの皆様、左側が日本の皆様です。まるで全員が、酔っぱらい、否、昔からの親戚や友人かのように、温かくて素敵な笑顔が並んでいます。

 

 

情報、農業、経済・金融・・・多分野を通じてつながるベトナムと日本。

次のベトナム訪問の際はぜひ、すまいる情報も参加して、ベトナムと日本の架け橋のお手伝いができればと思います。