当社事務所のある日本橋小伝馬町に毎日通勤しながらも、地下鉄「小伝馬町」駅と事務所の行き来しかしていない自分に気づき、歴史ある地元散策を思い立ちました。早速、中央区観光協会の文化財サポーター協会に連絡をとり、案内をお願いしました。

5月1日当日は、会社近くの十思公園をスタート場所として、観光ボランティアガイドの黒野さんに案内していただきました。十思公園では、吉田松陰終焉の地でもある牢獄敷、水道跡、石町時の鐘の由来を、それから日光本街道、椙森神社へと向かい、宝くじが当たりますように、富塚をお参りしました。

人形町では大門通りから末広神社を回り、江戸風情漂う割烹店の街並みを散策し、黒野さんには、その都度判りやすい説明をしていただき、古地図片手に江戸時代にタイムスリップしたような気分になっていました。

2時間余りのコース散策でしたが、街の至る処に歴史、由来の案内板が数多く設置されていることに驚かされ、もっと街に興味を持って街歩きをしないといけないこと、歴史を受け継ぎ、後世に繋げるのは私たちの重要な役割であることを、痛感させられました。暑くても雨でも、案内していただけるサポーターの方も有難い存在です。

中央区文化財サポーター協会では、区内全域に様々なコース(日本橋コース、銀座コース、佃・月島コース、日本橋川橋巡りコース、築地・明石コース他)が用意されていますので、次回は読者の皆様とご一緒に散歩する企画を考えておりますので、近々ご案内させていただきます。

 


株式会社すまいる情報東京
井上 真一