東京から見れば新浦安は安い?

先日、国土交通省により地価公示の発表がありました。東京の地価は、住宅地では都心部を除きほぼ横ばい、商業地は来年のオリンピック開催を控えインフラ整備や再開発エリアを中心に上昇しているという内容でした。

浦安の地価は、住宅地でほぼ横ばい、商業地は浦安・新浦安共に駅周辺で上昇傾向でした。

上昇率トップは住宅地では舞浜3丁目(4.6%上昇)、商業地では美浜1丁目の1階に京葉銀行が入るビル(18.5%上昇)でした。

 

東京駅から20分以内で、住宅環境や行政の財政力から見ると、新浦安の地価は「安い」と感じる人もいます。

東京駅から20分、駅から徒歩10分前後の公示地価を比べて見ます。

新浦安は美浜の分譲地が坪103万円です。

東京駅から北へ20分行くと赤羽で坪140万円、西に行くと高円寺で坪180万円、南に行くと蒲田で坪150万円です。

軒並み新浦安の1.5倍の地価です。

東へ行くと市川で坪98万円、新浦安とほぼ同じです。

東京と千葉という違いはあるにせよ、生活という面で見れば東京から20分の立地を東京の6~7割の価格で買えるのは「お買い得」と見る向きもあります。

 

売り物件が少ないのは「住みやすさ」の証明

土地・戸建・マンションの種類に限らず、売出し開始から成約までの期間が3ヶ月というのが一つの目安です。

現在売出中の土地は市内に45件あるのですが、そのうち14件(全体の31%)は東野3丁目の大型区画が占めています。

この土地は年初から5ヶ月経過しても2区画しか成約していません。

坪100万円前後が相場に対し坪約150万円と高い価格が影響しています。

前項で述べた東京価格です。

売り物件が少なくても、高いものには手を出さないのが、会社勤めの方が住民の中心である新浦安の特徴とも言えるでしょう。

 

土地は更地で無いと売れない?

築年数の経った実家やしばらく誰も住んでいなかった空き家の建っている土地を相続し、「更地にしてからでないと売れないのでは…」と悩んでいる方が増えてきました。

直近2年の浦安市内土地成約49件のうち更地売買は10件(全体の20%)のみです。

建物があっても更地と同じように売れていますので、お悩みの方はご安心ください。

また、家の中の荷物を処分できずに放置してしまっているという方も、当社はお片付業者と提携もしていますので安心してご相談下さい。

 


すまいる情報東京 新浦安店

小崎 直美