新築マンション供給がほぼ終わった新浦安の市場特性

新浦安は、中町、新町では中高層のマンション用地がほぼ無くなり、既存のマンションの建て替えが起こるまでの期間は、マンションは中古だけの取引になる、という近隣市区でも稀な、特殊な市場です。築浅というイメージがあった海側エリアでも、順次「築10年」の節目を迎えるマンションが増えてきました。
これからは、新浦安の中古マンションは、リフォームすることを前提とした取引が中心になるはずで、デザインだけでなく、健康的な部材や、使い勝手の工夫、間取りの提案など、綺麗にするだけのリフォームから進化して行くでしょう。価格競争よりも、そのようなノウハウがお客様に還元されることを願います。

住宅ローンも、”リフォーム前提”が当たり前に

数年前までは、住宅を買う時のリフォームは、自己資金で行うか、金利の高いリフォームローンを使うことが普通でした。しかし、最近は、新浦安の物件を取り扱う銀行も、リフォームが前提となった購入が多いため、リフォーム代まで含めた住宅ローンを取り扱うようになりました。様々な金利優遇キャンペーンなども、リフォーム込みで利用できることから、まだまだ使える設備でも、購入時にリフォームしてしまう方も増えました。
実際の売買では、リフォームしてあるお部屋のほうが印象も良く成約しやすいのが定説ですが、これからは、あまりリフォームしていないお家でリーズナブルな価格のほうが、年齢や家族構成に合わせたリフォームをしやすいので好まれるケースも増えてくるでしょう。
当社でも、何年経っても「あのときやって良かった」というリフォームを提案できるよう研究して参ります。

代表取締役社長 竹内健二