ここ一年で半減した、売り物件の在庫数

グラフは、新浦安(中町・新町の6町)の、月末のマンション売り物件在庫数の推移です。一年前は140件あった売り物件の在庫が、現在は半数の76件に減っています。住宅ローン金利が実質1%を切り、ローン控除が使えると「ほとんど無利息」状態で、借りなければ損、という気分になるのもうなずけます。中古といえども、周辺他市よりは価格が高い新浦安ですが、高騰した都内マンションと比べれば割安感があり、根強い需要があります。税制も購入しないと優遇がなく、需要を後押ししています。ミニバブルの頂点だった2008年の売り物件在庫が50件前後でしたから、そのあたりまで減ると価格上昇の可能性があるでしょう。

特に駅周辺の売り物件に需要が増えているのは

76件の在庫のうち、美浜・入船・富岡の中町は27件(36%)、日の出・明海・高洲の新町は49件(64%)で、特に駅周辺の売り物件が減っています。駅周辺は、60代、70代の方が多く住まわれていますが、その暮らしやすさから転居する方が少なく、海側と違って60~80㎡の手ごろな広さの住宅が多いので、総額も押えられ買いやすいということが、需要と供給のアンバランスを生んでいます。今後も、財政豊かな市が続くとしたら、駅周辺から転居する方は少なく、増える需要によって価格の再上昇が見込まれるでしょう。
海側から駅前に転居されたい方、駅前に住んでいて、近くに親や子供を呼びよせたい方、賃貸から購入に切り替えたい方にとっては、ここ数年は住宅購入に時間がかかるようになることが予想できます。すぐ動こうと思っても「物件がない」という状況では、計画の2~3年前からスタートしても早すぎません。どうぞ゛、私共新浦安の専門業者に、まずはご相談下さい。

代表取締役社長 竹内健二