いろいろな観点で比較してみると

賃貸にお住まいのお客様から、自宅購入を検討しているけれどマンションと戸建てどちらにすればよいの?というご相談がありました。

最近のマンションと戸建ての事情を色々な観点から比較してみました。

 

「価格面」では、マンションが新築価格高騰の影響で、中古も値上がりが続いています。

2016年のマンション成約価格は平均4037万円でしたが、直近1年は4534万円(+12%)です。

 

一方で、戸建ては2016年の平均5104万円に対し、直近1年は5143万円(+0.7%)と横ばいです(東日本レインズに拠る)。

次に「成約件数」でみると、マンションが2016年の207件に対し、直近1年は162件(21%減)。

戸建ては2016年の103件に対し、直近1年は62件(39%減)と、どちらも品薄感が続いています。

 

今、浦安市や市川市は物件が少ないので、船橋市・流山市・柏市まで範囲を広げて検討する方が増えています。

マンションなら90㎡以上でも2000~3000万円台、戸建ては新築建売が3000万円以内で購入できます。

 

「住み心地」ではマンションはセキュリティー面で安心、管理を
委託できる、共用スペースが充実している、ゴミ出しが楽、高層階は眺望や風通しが良い等がメリットです。

戸建ては上下階の騒音を気にしなくてよい、駐車場が目の前、ペットを自由に飼える、リフォームが自由にできる等で有利です。

 

違いを見極めて価値観に合う選択を

戸建てを検討する場合は、ウッドショックが気になりますね。

大手住宅メーカーは在庫をある程度確保していますが長期化すると価格上昇に繋がるでしょう。

家族で何を優先するかを決めたら、マンションと戸建てそれぞれの違いを確認し、住んでからのイメージをしながら選んでみてください。

 

 


すまいる情報東京 新浦安店

小崎 直美