あけましておめでとうございます。今年も、すまいる情報は、ご出産やご転勤、進学、ご定年、介護、相続など、様々な人生の節目にあたって、お客様とご一緒に望ましい住い方を考え、不動産のプロとしてのサービス向上に努めて参ります。本紙が少しでもご参考になりますことを願うと共に、ご相談事がございましたら、お気軽にショッパーズ3階の当社まで、足をお運びいただけることを願っております。

2013年の不動産市況は?

図は一昨年の東日本大震災後の、新浦安の物件月次売出し数です。売り物件「在庫」数と、価格は反比例する傾向があります。売り物件数が増えてくると値下がり傾向、減ってくると下げ止まり傾向となります。昨年の夏頃が物件数のピークで、何件か「安値」の物件を見かけることがありました。現在は減少傾向の途中にありますが、この3月の異動期にどうなるか、売れ行き良く、減少傾向が続くなら「下げ止まり」と見ることもできるでしょう。

とても少なかった「投げ売り」

震災直後は、マスコミ報道の影響もあり、悲観的な「逃げ出し、投げ売り」の憶測がささやかれました。しかし実態は、震災が無くても景気下降局面で1割程度の下落はあったと予想できますので、意外なほど、震災の影響による下落は小さかったとも言えます。環境や交通の便など、変わらない新浦安の「底力」を評価する方が多かったのだと思います。しかも、震災後は市外からの購入者が期待できず買うのは地元の方ばかりという、完全な「内需」市場だったことを考え合わせますと、新浦安の魅力を再発見した方も多かったのではないでしょうか。

今月から復興特別税の課税が始まります。消費税増税に加え、所得税の増税も検討されている中、失敗しても損しなかった右肩上がりの時代から大きく変っていることを、私共不動産会社は常に念頭に置いて、「本当に良かった」と言っていただけるサービスを目指します。どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 竹内健二