空き家の実態
国は空き家の定義を「概ね1年間を通して電気・ガス・水道の使用実績がないこと」としています。
総務省が今年4月に発表した「住宅・土地統計調査」によれば、日本の総住宅数の7戸に1戸が空き家という計算になりますが、都市部に住んでいると実感が湧きません。
しかし最近は浦安市内を歩いていると、雨戸が閉まっていたり、庭の手入れの様子から空き家なのかな…と思うお宅がちらほら見られるようになってきました。
親や親族の家を相続した場合に、既に自分に持ち家があったり、建て替えをして住みたいけれど予算が無い等の理由で、空き家のまま放置する場合もあるでしょう。
また空き家を解体して更地にすると土地の固定資産税が6倍になってしまいます。
これが近年空き家が増えている一因と思われます。
放置された家で起きる問題とは?
人の住まなくなった空き家は劣化が早く、夏だけで雑草が人の背丈ほどに成長したり、屋根からの雨漏りや湿気による畳の腐敗、害虫やシロアリの問題等があります。
また、周囲に空き家だと知られたら、そこに不法投棄をする人が出たり、火事や放火の可能性も出てきてしまいます。
浦安市では今まで空き家の統計を取っていなかったようですが、今年から調査を開始すると聞いています。
我が家にあった活用方法は?
当社にも、親族の家を相続したけれど誰も住む予定がないので売却したい、施設に入所することにしたので売却したいというご相談が増えてきました。
浦安を含め都市部で空き家を所有されている場合、活用方法は様々で、リフォームして自分が住む、賃貸、売却が考えられます。
有料で旅行客に宿泊場所を提供する民泊は、近隣住民とのトラブルにもなり、分譲地内ではお勧めしません。
賃貸物件として貸し出す、売却のご相談はもちろん、すぐには引越せない場合の空き家の管理、家の荷物のお片付け、建物解体工事、植栽の剪定など、お声がけいただければ良心的な値段で作業も丁寧な業者をご紹介出来ます。
皆様のお役に立ちたいと思います。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美