【この記事を音声で聴くにはQRコードまたは以下のURLから】
すまいるたけチャンネル @ stand.fm
https://stand.fm/episodes/6679f11aeb879c3082d6b7a8
こんにちは。すまいる情報代表の竹内です。
ニッポンの夏が来ましたね。
日中は街路樹の下を歩きたくなります。
アーケード商店街は雨風しのげるだけでなく日射も防げるので、ぜひ残したいものです。
◆
70代のお客様とお話していると、90代のお元気な親御さんがいらっしゃる、というケースが結構あります。
昨年9月で100歳以上の方は全国で9万人強いるそうです。
「ブルーゾーン」という本では、100歳を超す健康な高齢者が多く暮らす地域を、著者はブルーゾーンと呼び、沖縄の大宜見村を含め世界で5か所をルポしています。
これらの地域になぜ100歳以上の元気な高齢者が多いのか、どんなライフスタイルを大切にしているのかを調査してまとめています。
食生活や、適度な運動と共に、朝目覚める理由、目的意識があること、宗教は問わず信仰心を持っていること、人生をスローダウンすること、家族と暮らしている、家族や地域の人とつながっていることが共通点だったそうです。
家族と暮らす、以外は自分の考え一つで何とかなりそうに思えます。
◆
通訳に多額のお金を窃取された大谷選手は、お陰でチームの皆が力になってくれて、またとない機会になったと言ったそうですが、マイナスを嘆かずプラスの面を見る、このお蔭様の考えは、多くの日本人に備わっている広い意味での信仰心だと思います。
太宰治の小説に、死のうと思ったけれど正月に麻の反物をもらったので、それを着る夏まで生きてみようと思ったという一節がありますが、花が咲くまで水やりをするでもいいですし、朝目覚める理由も大上段に構えなければ、身の回りにあります。
意識しないと難しいのが、人生をスローダウンすることです。
日本再生活動をされている藤原直哉さんが、旅には引き算の旅と、足し算の旅かあるとおっしゃっています。
何かを学んだり観光地巡りをして写真をとったり、旅が終わった時には何かがプラスされているのが「足し算の旅」、田舎や温泉でぼーっとしたり、地元の人と酒を酌み交わしたり、心身を空っぽにするのが「引き算の旅」ということです。
スローダウンということは、一つずつ溜まったものや人間関係を手放して空っぽにして行く「ストレスを引き算して行く生き方」のことかも知れません。
ストレスを開放しに長寿の国日本にいってみたい、というようになれば素晴らしいですね。
竹内 健二
- 投稿タグ
- 笑顔・生きがい・ライフスタイル