こんにちは。代表の竹内です。

コロナによって、よく聞かれるようになった言葉が「免疫力」です。

ウィルスを体に入れないための予防とともに、もし体に入ってしまったら、今度は体を守ってくれる免疫力の出番です。

 

コロナは、膨大な犠牲を払って、人間が本来持っている免疫力の大切さを知らせてくれたのだと思いたいです。

この頼もしい免疫細胞を働きやすくするには、快食快眠、体を動かすことと、「心の平穏」が必要だと免疫学者がおっしゃっていました。

 

 

気分が晴れない時や疲れた時、言わば免疫力が落ちたときに、パラパラとめくって一編を読む、置き薬のような本が世の中にあります。

 

疲れた心を癒してくれたり、自分の過去をやさしい目で見られたり、心が貧相になったときにそっと肩をたたいてくれたりする本のことです。人によって詩集や歌集だったり、絵本だったりするでしょう。

 

目盛のない秤ではかるものはイタリア在住のアーティスト、工藤あゆみさんの「はかれないものをはかる」という絵本が、私のその一つです。

「いらいらのトゲの密度を計る」

「心のもやもやを吹きとばす風速を測る」

「過去のことは水に流すのに必要な水量を量る」・・・

 

など色々な「はかれないものをはかろう」とするシーンが、ほのぼのとした絵とともに1ページに一言ずつ出てきます。

 

時にクスっとしてしまい、何かに心が乱されるのがばからしくなったり、自分の心と対話することができます。

工藤さんは、ヨハネの黙示録の一節からインスピレーションを得たそうです。

 

 

温かい心(何度?)、深い思いやり(何m?)、希望の輝き(何カラット?)、、固い信頼(硬度いくつ?)・・・大切なものは、はかれないものだらけです。

 

本の帯には「はかれないものをはかるには、目盛がない魂の秤が必要です」という谷川俊太郎さんの推薦の言葉があります。 

 

自分だけで心を平穏にしようとしても、世界はつながっており、人と関わり合い、自然と折り合って生きて行かなくてはなりません。

 

コロナが、ワクチンばかり話題にされるのではなく、お互いに免疫力を高め合う関わり方をして、進化できるよう魂の秤を磨いて行きたいと思います。