1年前震災で親子が実感したこと

親子と言えば、近くに住む、同居するという形が永く続いていました。
ところが大震災によって、水道、ガスといった生活に係わるインフラがストップ、親子共々“仮住い”を余儀なくされた方も多かったようです。震災直後、お客様宅を訪ねた時お留守だった方の中に「実は神奈川にある家内の実家に身を寄せていた」「都内の親の家にころがり込んでいた」という方が何人もいらっしゃいました。

これからは「遠居」も安心の1つのカタチ?

親の年齢、健康状態によっては、やっぱり近くが安心、孫の面倒も見てもらえるし…という「近居」も根強いものがあります。

しかし、最近の報道で、5年以内に地震が発生する確率何%などと言われると、何かの時は互いに身を寄せ合えるように程よく離れて暮らす、というインフラ重視の選択をして住み替えする方も複数見られるようになってきました。インフラの被災を実体験した浦安住民ならではの気持ちと言えるでしょう。

賃貸投資も分散へ?

また、浦安の賃貸物件は、投資で購入というより「元住んでいた家を貸す」というパターンが多く、必然的に自宅の近くに所有することになります。自宅と貸している家が同じ新浦安となると、万が一同様の震災があった時「共倒れ」コースになるのでは、と思う方が出始め、リスク分散のため、投資用物件は、東京西部のアパートを検討しているというご相談もありました。

近くて安心、遠くて安心… 震災を機に「安心」が多様化した一例だと思います。まずは、具体的にどんな実例があるのか、我家の計画が実現可能なのか、進め方はどうすれば良い?そんなところから、相談をスタートしませんか?

代表取締役社長 竹内健二