※ 文中の写真は、当社が行ったマンションのリノベーション完成の様子です。

 

最近よく聞くリノベーションて何?リフォームとの違いは?

最近、「リノベーション」という言葉を耳にすることが増えました。

何となくおしゃれなイメージです。

これまで使われてきた「リフォーム」と何が違うのでしょうか。

実は今のところ、国で定められた明確な定義は無いのです。

一般的に、リフォームは水回りの古くなった設備や汚れた壁紙を新しく改修することに対し、リノベーション(以後、リノベ)は物件全体をほぼ新築同様にする大規模な改修を指すことが多いようです。

 

リノベするメリットとは?

大きなメリットは、物件選択の幅が広がることです。

浦安市内で新築マンションを購入しようとすると、現在販売中は3物件、今後販売予定を含めても5物件しかありません。

 

この中に自分が求める物件があれば良いのですが、中古物件を自分でリノベ(もしくは業者によるリノベ済み物件を購入)するのであれば、駅から近い中古物件、以前から管理体制が良いと思っていた中古物件なども候補に入るのではないでしょうか。

 

価格面で見てもメリットはあります。

先号でもお伝えしたように、都心のマンション価格値上がり影響が浦安市内にも来ています。

例えば今販売中の新築マンションの最低価格ですが、明海のクオン新浦安は3LDKの約72㎡・5,200万円台、高洲のエクセレントシティは2LDKの約60㎡・4,000万円台という具合です。

リノベなら新築同様の物件を割安で手に入れることが出来ます。

 

リノベーションで床工事の際に
錆びた給排水管を交換する

また、物件の基礎から手を入れることが出来るので、電気やガスの配管や断熱材など見えない部分を新しくしたり、大幅な間取り変更や、デザインをアジアンや北欧風など自分の理想の住空間にすることが可能です。

 

最近は、管理組合にリフォームの申請をすると、専有部分内の給排水管を新しくして欲しいという要望を受けることも増えました。

それだけ、給排水管の老朽化による水漏れ事故が増えて来たのだと思います。

 

デメリットは何か?

マンションでリノベできるのは専有部分だけなので、玄関ドアや窓のサッシ、バルコニーなど共有部分は手を入れることが出来ないのです。

その他のデメリットは、自分でリノベ向きの中古物件を購入したいと思っても、これは!というリノベに向くお手頃な物件は業者により買い取られた後で、一般人が購入することは難しいという点です。

 

最近増えているリノベ済み物件

リノベ済み物件とは、業者により既にリノベされた物件のことです。

自分でプラニングはできませんが、購入すれば居住することになる、リノベ済みの部屋を見られるという安心感があり、物件購入金額にリノベ費用も乗っているので、支出額が予め明確になっている点がリノベ済みマンションの特徴です。

間取りやデザインに特にこだわらない方、すぐ入居したい方に向いています。

 

不動産総合情報サイトの「アットホーム」によりますと、浦安市内のマンションで、リノベ済物件は現在27件売り出しが出ています。

市内のマンション用地には限りがありますので、今後このリノベ済み物件は増えていくことになるでしょう。

 

リノベといってもどこまで行っているのか、業者によって差があります。

キッチンや浴室などの設備だけではなく、配管を新しくしたのか、クロスやフローリングの張替え前の状態はどうだったのかなど、詳しく確認が必要です。

購入をご検討の方は、確認した方が良いポイントをお伝えできますので一度ご連絡下さい。

今回掲載した他にも、リノベーション完成前後の写真や資料など、豊富に用意しております。

 


すまいる情報東京 新浦安店

小崎 直美