浦安の年末年始の不動産市況は
年末年始の成約状況と現在販売中(賃貸は募集中)の不動産市況を、土地・戸建・中古マンション・賃貸分野に分けてお伝えします。
まず土地の成約ですが、舞浜と猫実の2件で成約価格は横ばいでした。
相場は安定しています。
最近では、土地を分割できる弁天、富岡、今川などのエリアで、価格が多少高くても建売業者が購入するので相場が上昇し、一般の方に手が届きにくい状態となっています。
戸建の成約は、今川・舞浜・弁天の3件のうち2件は、新築の建売住宅です。
今販売中の戸建も、市内112件のうち半数を超える66件が新築建売住宅となっていて、しばらくはこの状況が続くと思われます。
4,000〜5,000万円台で購入できる新築建売住宅は、新築マンションが値上がりしている昨今、マンション希望のファミリーにも検討されているのです。
中古マンションの成約は17件もあり、市内各エリアで満遍なく成約しています。
新築価格が高止まりの中、「中古を購入+リフォーム」が一般的になりました。
相変わらず、最上階・角部屋・眺望が良い等付加価値のある物件は相場より高くても早期成約しています。
また、賃借人付きで販売する「オーナーチェンジ」物件の取引がここ数年増加しています。
ご相続の関係で、換金化される事が多い様子です。
賃貸は1年で最も動きのある1〜3月を迎えましたが、募集物件が例年と比較し少ない状況です。
企業の転勤が減っていますし、1度住み始めると皆さん入居が長い傾向です。
管理や自治重視の時代に
今の購入者は「建物のメンテナンス状況やコミュニティの良好さ」が、物件を検討する際の重要ポイントになってきて、検討時の質問も増えています。
震災や昨年の台風以降、より関心が高まっています。
近い将来、資産価値を高めるために管理組合や自治会が積極的に情報開示する時代が来るでしょう。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美