こんにちは。代表の竹内です。

11月2日より、美浜三丁目の新事務所にてスタートするご縁となりました。

36年前に美浜三丁目(当時は丁目なし)で創業してからショッパーズプラザ、富岡を経て三度目の事務所移転になります。

 

その時々に、会社の在り方に適した場所で営業をして来たと思っておりますが、コロナ下で生活や仕事のスタイルが激変しているこの時期に、移転する流れになりましたのは、これも何かの意味があることと確信しております。

 

浦安は未曽有の高齢化社会に突入しております。

36年前、少壮だったお客様も70代、80代になり、当社の役立ち分野も、それに連れて変えて参りました。

 

今回の移転は30年経っても、ご相談いただける会社を目指す当社に、新たな精進、進歩発展のチャンスを与えて頂いたと思っております。

 

 

前号でも書きましたが、流れに任せると、引き寄せは、私にとっては同じ意味になります。

前事務所のオーナー様から退去を申し出られたのも、増え続けるご相談に対処するには、スペースが狭くなってきた流れだと思いますし、更に細やかなサービスをするためには人員不足だという思し召しだと感じ、スタッフも二名増やしました。

 

新事務所のオーナー様は、35年前に当社でご自宅購入をお手伝いさせて頂いたお客様です。

ビルを新築したとのことで、思いもかけず管理をご依頼いただき、これは「流れ」であり「引き寄せ」でもあると感じましたので、そのビルの一室に新事務所を構えることにしました。

 

この機縁を大変ありがたく感謝しておりますが、先哲の言葉に、感謝するだけではダメで、恩返ししてこそ人の道だとあります。

これからも、ご縁のあった方に恩返しをし、また未見の新たなお客様に恩送りできる会社でありたいと念じております。

これからの年月をご一緒に進みたく、またお会いできることを願っております。

 

 

NHK短歌などで活躍されている岡部南湖様より、事務所移転のお祝いの短歌をお贈り頂きました。

 

いくたびか店舗移れど縁ありて

とも綱太きすまいる情報

 

岡部様とは、27年前に浦安に来られるときにマンションのご売却をお手伝いさせて頂いてからのお付き合いです。

すまいる情報の在り方に共感してしただき、何かと気にかけて頂いております。

 

「とも綱太き」の言葉に、すまいる情報の在り方が集約されていて、とても勇気が湧く歌です。

 

艫綱(ともづな)は、船尾にあって船を陸につなぎとめる綱(もやいづな)のことですが、岡部様によると、絆+浦安=とも綱と表現されたとの事。

 

「とも」がひらがななので、想像力が働きます。

船がお客様だとすると、荒れた海で難破しないよう船尾の「艫(とも)」をしっかりとつなぎ留める綱であり、気の通じる「友」でもあり、苦楽を「共」にして同じゴールを目指すことでもあります。

言わずとも解り、聞かずとも聞こえる、そんな間柄になれますことを願っております。

 

 

竹内 健二